« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月の記事

2010年12月19日 (日)

HDDのインターフェースの違いによる速度差(2)

最近、パソコンの雑誌はあまり買わないのですが、今月は久しぶりに Mac People 1月号を買いました。この雑誌の「ビギナーのためのストレージ入門」という記事(P81)の中で、USB2.0 と Firewire400 はほぼ同じ性能という記述がありました。

以前に自分で測定した時は、 USB2.0 の方が Firewire400 より倍くらい遅いという結果が出ていますし、以前の雑誌の記事でも USB2.0 より Firewire400 の方が速いという記事がありました。もしかすると最近の Snow Leopard では、USB2.0 が速くなっているのかもしれません。新たに eSATA のHDDケースも買ったことですし、またインターフェースの違いによる速度差を計ってみることにしました。

今回の測定には、USB2.0 と Firewire400、Firewire800 には FrontAttack DDT(写真下) を、eSATA には Twin SATAN 2(写真上) を使用しました。測定には同じ HDD を入れ替えて行いましたので、HDD の条件は一緒です。しかし今回は、前回測定した時とは異なるHDDケースを使用しましたので、HDDケースの性能差による影響はあるかもしれません。よって前回の測定結果と単純に比べる事はできません。

Image_101218_5_2

まずは、Xbench1.3 を使用して、3回計測を行って平均を出し、グラフにまとめました。数値は Xbench のスコアで、大きい方が速いという事になります。

Image_101219_1

今回もランダムアクセスでは、インターフェースの違いによる差は少ないです。シーケンシャルアクセスでは、eSATA が一番速く、USB2.0 と Firewire400 とにも1.3倍の差が出ました。雑誌の記事では、USB2.0 の値は 42.68、Firewire400 の値は43.98、Firewire800 の値は55.36 となっていますので、USB2,0 の値はほぼ同じ、Firewire は良いスコアが出ているようです。これは測定環境が異うためではないかと思われます。それでも以前に測定した結果より、USB2.0 のスコアが30%ほど良くなっています。

次に、実際に大きなファイルをコピーしたときの速度を比べました。4.02Gバイトのファイルをターミナルの time コマンドを使って、cp コマンドで外付けHDDから内蔵のHDDにコピーするのにかかった時間を測定しました。(前回とはコピーの向きが逆になってしまいました。)

> time cp /Volumes/ボリューム名/sample.dat  ~/Temporary/.

計測は面倒なので1回だけしか行いませんでした。数値の単位は秒ですので、大きい方が遅いと言う事になります。結果は下記の通りです。

Image_101219_2

こちらも一番速いのは eSATA という結果になりました。しかし、Firewire800 との差はわずか 17% です。このテストでは、USB2.0 と Firewire400 との間にほとんど差がありませんでした。

今回のテストでは、前回と色々な条件が異なっていますので、USB2.0 と Firewire400 の差が縮まった要因までは分かりませんが、また今度、前回と同じHDDケースを使って測定してみようかなぁ。

eSATA接続のHDDケースを購入

余っているSATAのハードディスクドライブを有効に活用する為に、外付けHDDケースを購入する事にしました。USB2.0 のHDDケースは安いものもありますが、速度の速い Firewire800 (IEEE1394b) で接続できる HDDケースは高いです。今なら USB3.0 が良いのかもしれませんが、Mac ではまだ一般的では無いように思います。

そこで、比較的価格が安くて速度も速い eSATA の HDDケースとインタフェースカードを買う事に決め、ネットで色々と調べた結果、秋葉館のTwin SATAN 2 と、RATOC Systems の REX-PE32S を購入しました。 Twin SATAN 2 の箱が大きいのにびっくりです。「林檎派」文字が良いですね。

Image_101218_1

HDDケースの Twin SATAN 2(写真左)は、4年前に購入した同じ秋葉館のFrontAttack DDT(写真右)と同じようなデザインです(大きさも同じです)。ただ、表面の加工が異なるようで、Twin SATAN 2の方がザラザラとした感じがします。FrontAttack DDT の方にも Twin SATAN 2 と同じ特徴的な足が付いていましたが、今は外して使っています。

Image_101218_2

HDDケースの中はこんな感じです。両方とも2台のHDDを内蔵する事が出来ます。FrontAttack DDT(写真右)の方には、インターフェースを変換する為にチップが乗っていますが、Twin SATAN 2(写真左)は、ケーブルが直接HDDに繋がるようで、中身はスカスカです。冷却ファンは、Twin SATAN 2 の方が大きいです。この Twin SATAN 2 の冷却ファンは、温度によっての速度が変化するようになっています。その為に Twin SATAN 2 には温度センサ(一番左の線)が付いています。

Image_101218_3

RATOC Systems の eSATA インターフェースカード REX-PE32S です。このインターフェースカードはホットプラグとディープスリープに対応しているそうですので、これに決めました。RATOC Systems は、以前より Mac で使えるインターフェースカードを出してくれていることから、今までにも RATOC Systems 製のインターフェースカードは何枚か買った事があり、親近感があります。

Image_101218_4

この REX-PE32S には、eSATA のインターフェースカードでよく使われている Silicon Image 社のチップ SiI3132 が使われています。今回、 同梱の CD-ROM に収録されているドライバは古いらしく、Snow leopard では上手く動作しないという情報がありましたので、Silicon Image 社の WEBページから最新のドライバ(SiI 3132 Mac OS X 10.6.x BASE (non-RAID) ver1.2.5.0)をダウンロードしてインストールしました。(RATOC Systems のWEBページでも古いドライバしか配布されていないようでした。)

始め、MacPro のスロット2 (PCI Express 2.0, 16レーン) に差したところ認識されずに焦りましたが、スロット4 (PCI Express 1.1, 4レーン)に差し直したところ、きちんと認識されました。後で REX-PE32S の仕様を確認したところ、PCI Express Specification 1.1準拠) と書いてありました。

Twin SATAN 2 の動作確認が出来た後、Twin SATAN 2 も FrontAttack DDT と同じように足を取ってゴム足を貼付けて、重ねて置きました。足はネジ止めされているだけですので、簡単に取れます。なお、Twin SATAN 2 はポートマルチプライヤ対応ではありませんので、2台のHDDを内蔵する場合は eSATAケーブルを2本つなげる必要があります。このケーブルが固くて、結構取り回しが厄介です。

Image_101218_5

2010年12月16日 (木)

太陽光発電2010年12月中間発表

昨日で12月も半分が過ぎましたので、中間発表です。

12月前半の発電量は97kwhでした。過去3年の12月前半の発電量と比べますと、ほぼ平均的な値のようです。後半も同じくらい発電すれば、ぎりぎり200kwhに届きそうです。

Image_101216_1

2010年12月 5日 (日)

ATI Radeon HD 5770 Graphics Upgrade Kit を購入

11月に入ってから発生している Mac Pro のプチフリーズは、グラフィックスボードが原因であるという疑いが濃いと思われるので、グラフィックスボードを変えてみる事にしました。しかし既に Apple Store では、Mac Pro (Early 2008) で動作が保証されている ATI Radeon HD 2600XT Graphics Upgrade Kit for Mac Pro (Early 2008) は販売されていません。ネットで調べてみると、NVIDIA GeForce GT 120 Graphics Upgrade Kit for Mac Pro(Early 2009)や、ATI Radeon HD 5770 Graphics Upgrade Kit for Mac Pro(Mid 2010) が、Mac Pro(Early 2008) で使用できたという記事が多く見られます。

そこで最初は価格の安い NVIDIA GeForce GT 120 を購入しようと思ったのですが、プチフリーズの原因がグラフィックスボードで無かった場合に悔しい思いをしないように、現在使用している ATI Radeon HD 2600XT と比べてより性能向上が望める ATI Radeon HD 5770 を購入する事にしました。(ATI Radeon HD 5870 は、ちょっと手が届きませんね。) 

Image_101204_1ATI Radeon HD 5770 Graphics Upgrade Kit は店頭で売っていなかったので、Apple Store で購入しました。出荷予定は3〜5営業日となっていましたが、1日で発送され、注文から2日後には手元に届きました。まずは箱が大きい事にビックリしました。

箱の中にはグラフィックスボード、補助電源ケーブルとマニュアルが入っていました。箱から ATI Radeon HD 5770 を取り出し、ATI Radeon HD 2600XT と並べてみました。だいぶ大きいですね。

Image_101204_2

ATI Radeon HD 5770 は補助電源が必要です。まず補助電源ケーブルを Mac Pro に取り付けます。電源のコネクタはファンの奥に2つあります。

Image_101204_3

ATI Radeon HD 5770 を Mac Pro に取り付けました。ATI Radeon HD 5770 はスロット2個を使用しますので、取り付ける際には1つ上のカバーも外さなければなりません。

Image_101204_4

電源を入れると、起動画面がちゃんと表示されました。まずはひと安心です。システムプロファイラでも正しく認識されていることが確認できました。心配していた動作音ですが、通常の使用状況では静かで、以前と比べて変わらないように思います。例のプチフリーズですが、今のところ発生していません。もう少し様子を見ないと分かりませんが、やはりグラフィックスボードが原因だったような感じですね。

ATI Radeon HD 5770のパフォーマンスですが、Xbench で計測したところでは ATI Radeon HD 2600XT とあまり変わりませんでした。恐らく、この程度の描画内容であれば、差が出ないという事なのだと思います。3回ずつ計り、一番総合のスコアが良かったものを表にまとめました。

テスト内容 Radeon HD2600XT Radeon HD5770
総合 291.20 288.38
Quartz Graphics Test 266.67 267.73
OpenGL Graphics Test 246.79 228.44
User Interface Test 399.99 436.58

CINEBENCH11.5 でも Radeon HD 5770 を計ってみたところ、OpenGL の値は 26.68fps となりました。Radeon HD 2600XT は計るのを忘れていたのですが、ネットで調べたところ、だいたい 15fps くらいのようですので、速くはなっているみたいです。

次に Parallels Desktop で、Wndows Vista のエクスペリエンスインデックスのスコアを計ってみたところ、ゲームグラフィックスのスコアが 5.4 から 5.9 に上がりました。こちらも効果があるようです。

Image_101204_5

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ